念願の「冰讃 (ピンザン)」でマンゴーかき氷
マンゴーかき氷の有名店、冰讃 (ピンザン)。
台湾マンゴーの美味しい4月〜10月までの期間限定で営業、
というそのこだわりっぷり…惹かれるじゃあありませんか!
半年前台北に家族旅行した時も狙っていたのですが、
結局タイミング合わず行きそびれ、今回のリベンジを
固く誓っていました。
ひとりで魯肉飯と小籠包をハシゴして超満腹だったけど、
マンゴーかき氷なら、もちろん別腹。
食べられる自信アリ!
冰讃は台北駅からMRT淡水線で2駅目の雙連駅が最寄り駅。
降りてからの行き方も簡単です。
2番出口を出てすぐの大通りを右折。
2分くらい歩いて右手にあるセブンイレブンを右折すると
すぐ左側にあります。(うわ、ざっくりした説明…)
訪れたのは土曜日の午後4時ごろ。
たまたまタイミングよく、すんなり空席に座れました。
(その後すぐ日本人客が押し寄せ満席&行列に)
壁にメニューがありますが、手元に写真入りの
日本語メニューもあるので、何の問題もなく注文できます。
ここは迷わず、「芒果雪花冰」(マンゴーのミルクかき氷)150元を。
先にお会計を済ませて、呼ばれるのを待ちます。
来ました来ました〜!
念願のマンゴーかき氷!
マンゴー、ごろごろ入ってます♪
テンションあがりまくり。
大きいので、2人でシェアしましたが、
「余裕で1人で全部食べられたなぁ…」と
ちょっと後悔したのは内緒です(笑)
練乳がかかっていて甘いことは甘いんだけど、
甘すぎない絶妙な味。
今年はマンゴー不作で値上がりしたそうですが、
これで日本円で600円しないなんて、素晴らしい!
再訪確実です。(次回は1人で1つ食べるっ!)
【冰讃】
営業時間11時〜 売り切れ次第終了
台北で魯肉飯と小籠包の名店をハシゴ!
今回、私が台北に降り立ったのは現地時間の午前11時半ごろ。
午後3時半にホテルのロビーで仲間と合流するまで約4時間の
ひとり時間がありました。
ちょうどランチタイムで腹ペコ。
こりゃもう、台湾B級グルメをハシゴするっきゃないでしょう!
というわけで、どこまでひとりで食べられるか
限界に挑戦してみることに。
金峰魯肉飯
まず地下鉄で向かったのは「中正紀念堂駅」。
2番出口を出ると、数十メートル先にお目当ての店の
看板を発見。近っ!
ローカル感漂う「金峰魯肉飯」です。
しかし、「お昼どきはいつも行列」という台北在住の元同僚の
事前情報通り、30人くらいが並んでいました。
でも、長居する人はおらず、回転は早い。
あと10人くらいで順番、となった時、店員さんが人数を
確認し始めたので「1人」と指で強調したところ、
先に入れてもらえました。
わーい。おひとり様万歳!
席には注文用紙と鉛筆が置いてあるので、記入して店員さんに渡します。
魯肉飯の小と、スープはどれにしようか悩んだ末、
肉団子のスープ、肉焿湯(ロウガンタン)を頼みました。
魯肉飯は思ったほど肉そぼろの量は多くなく、つゆだくで
軽くさらさらとお茶漬け的にかきこめてしまう感じ。
スープはとろみがあって、肉団子がゴロゴロ入っていてボリュームたっぷり。
この組み合わせ…正解だったわ。
魯肉飯が30台湾ドル、ロウガンタンは50台湾ドル。
計80台湾ドルってことは今のレートで約300円…安い!
そりゃ近所にあったら並んじゃうよね。
中正紀念堂で衛兵交代式見学
お腹も満たされたところで、腹ごなしがてら、中正紀念堂へ。
毎正時に行われている衛兵交代式をいいタイミングで見ることができました。
時間にして10分ほど。
長身のイケメンさん。銅像のように動かない…暑い中、お疲れ様です。
杭州小籠湯包
次に向かったのは、やはり中正紀念堂のすぐ横にある
「杭州小籠湯包」。
こちらもやはり10人くらいが店の前でメニューと
注文用紙を手に待っていました。
地元の人もいれば、日本人観光客もちらほら。
とりあえず、店名にもなっている代表メニューの小籠湯包、
それだけじゃ悪いかな?と思い、酸辣湯も注文。
小籠湯包は8個入り。
アツアツのセイロをトングで挟んで運んできてくれました。
ホントは好きな蟹黄湯包(カニミソ入り小籠包)も
試してみたかったけど、さすがに2つは厳しいので断念。
ベーシックなほうにしてみました。
皮はツルツルタイプじゃなくて、ざらっとしていて厚め。
肉汁もドバーッというよりは、濃厚ドロリ。
街の食堂らしい素朴な感じでした。
好き嫌いは分かれるかも?
一方、酸辣湯はコショウが効いていて個人的に好みの味♪
キクラゲがいっぱい!と一瞬間違えたくらい鴨血が
たくさん入ってて食感も楽しい。
・・・無事完食。
さすがにかなり満腹です。
お値段は小籠湯包が150、酸辣湯が50の計200台湾ドル。
日本円にして約750円でした。
ちなみに近くには「盛園絲小籠湯包」という
ヘチマ入り小籠包をウリにしている店もあるので、
そちらも気になります。
魯肉飯と小籠包の名店ハシゴに、中正紀念堂散歩を
挟んだルート、効率的でなかなか良かったですよ。
弾丸台北旅行…きっかけは飲み会⁉
土日を使って1泊2日の弾丸台北旅行に行ってきました!
参加メンバーは男性1人、女性6人の総勢7人。
泊まるホテルは同じにして、土曜のディナーと
日曜のランチだけは一緒に、ということで
事前予約していました。
が、その他はフライトも行動も自由という
ゆる~い旅行。
この企画、きっかけは不定期でやっている肉の会。
飲みながら、台北いいよね~!行きタイワン、食べタイワン…
と盛り上がって、本当に実現したものです(笑)
JGC修行中の身としては、乗らない手はありません。
が!
一応2人の子持ちの母という身。
私だけが家を空ける泊まりの旅というのは
子どもが生まれてから行ったことはありませんでした。
さっそく、ダンナと交渉。
私「ねぇ、みんなで台湾行こうって盛り上がっているんだけど、
土日で行ってきていい?
その代わり、好きな土日、地方のマラソン大会とか
行ってきていいから!」
ダンナ「…いいよ。」
拍子抜けするくらいあっさり交渉成立。
やはり行きたいマラソン大会に週末気兼ねなく出られる、
というのが魅力だったようです。
ふふふ、作戦成功♪
今回のメンバーは全員台湾リピーターで呑兵衛ぞろい。
事前に相談した時も、鼎泰豊に行きたい、
故宮博物院に行きたい、夜市に行きたい、
スイーツ食べたいとか、いわば“お約束”のことを
言わないんですよ…誰も。
思わず私が「みんな、夜市とかカキ氷とかのスイーツとか
いいんですか!?」と聞いてしまったくらいで。
というわけで、一人旅とグループ旅行の
いいとこどりをした濃密な旅行だったので、記録がてら
行った場所について書いて行こうと思います。
そうだ、屋久島行こう!【完結編】
いよいよ屋久島滞在も最終日。
雨が降っていない初めての朝です!(笑)
チェックアウト後、ホテルから空港への途中にある
「千尋(せんぴろ)の滝」へ。
滝はかなり遠くに見えますが、横の岩肌含め、
なかなか壮観な景色です。
駐車場から滝を見られる場所に行くまでの
約100mほどの道が、また、緑豊か。
モッチョム岳への登山口もありました。
今のうちに、たっぷり深呼吸して肺を浄化、浄化…。
そうしている間も実はずっと、気がかりなことがありました。
それは「果たして無事帰れるのか?」ということ。
離発着する便はほぼすべて欠航だったのです。
離発着しているとのこと。
そのため、雲が低いと厳しいとか…
今どきそんなことがあるなんて、驚きでした。
帰る前夜、JALのサイト見ても、怪しい感じでした。
ランチを食べて、レンタカーを返却。
ドキドキしながら空港へと向かいます。
どうやら、きょうは離発着できているよう。
あ~、よかった!
プロペラ機へと向かう子どもを撮って、こちらを
プロフィール写真にしてしまいました。
離島へ行くとき、しかもこういう欠航率の高い場所に
行くときは、スケジュールに余裕を持つことが大事ですね。
長くなってしまいましたがこれで屋久島旅行記完結です。
読んでくださった方、ありがとうございました。
計画に手間がかかった旅は、そのぶん思い入れが
大きくなりますね。
そうだ、屋久島行こう!【紀元杉&ヤクスギランド編】
屋久島3日目は、またもや雨・・・。
前日の白谷雲水峡の疲れもあり、
家族のテンションも低いまま。
というわけでこの日はのんびりスケジュール。
ガイドさんなしで、車で簡単に会いに行ける
屋久杉界のアイドル(笑)「紀元杉」を見に行った後、
ヤクスギランドで軽くトレッキングをすることに。
1台分の道幅しかないのにすれ違い走行しなくてはいけない
山道を延々と運転して、緊張した…。
(細い道を数十メートルバックしなくてはならない時も!)
推定樹齢約3000年の紀元杉
やはり貫禄あります。
有り難みがないくらい、道路の真横に生えているのが面白い。
紀元杉からヤクスギランドまでは車で15分。
ヤクスギランド・・・どこぞのテーマパークのような楽しげな
名前ですが、実際は30分、50分、80分、150分コースが
あり、体力やレベルに応じたトレッキングを楽しめる場所。
前日のガイドさんからは「歩きやすい50分コースに
するといいですよ。
80分コース以上は登山道でかなりの急勾配になります」との
アドバイスを受けていたので、迷わず50分コースへ。
下の子が寝起きで「ママおんぶー!」と騒いだため、
仕方なく私がエルゴでおぶってトレッキング開始。
20キロ近くあるので重い…。
途中、上り階段が延々と続くところで、私ギブアップ!
おだてて、ノセて、歩いてもらいました。
ふぅ…歩けるじゃん。
白谷雲水峡が川と苔が美しい森なのに対して、
ヤクスギランドは歴史ある巨木から成る森自体を楽しむ場所。
▲千年杉
▲ 仏陀杉
▲くぐり杉
迫力ある古い木々に圧倒されます。
コース途中には吊り橋も。
ヤクザルにも何回か出会えました。
50分コースは、子連れにはちょうど良かったです。
いつか再訪することがあったら、80分以上のコースに
チャレンジしたいなぁ。
鍛えなきゃ…。
そうだ、屋久島行こう!【西部林道&白谷雲水峡編】
屋久島に行くにあたり、子連れなので往復10時間程度かかる
ハードな縄文杉トレッキングは無理。
でも、ヤクシカやヤクザルに会える西部林道と、
もののけ姫の森として知られる白谷雲水峡には
絶対行きたいと考えていました。
西部林道はレンタカーでは道が細く危険、万一事故を起こしても
携帯もつながらない…などのクチコミを読んで、
自分で運転するのはストレスだなぁ、と思っていたところ、
ちょうどこの2つを1日でめぐるプランを発見!
迷わずそこにプライベートガイドをお願いしたのでした。
朝8時、ガイドさんとホテルのロビーで待ち合わせ。
ちなみに外は大雨。
両親は「この雨で本当に行くのか?キャンセルになるのでは?」
などと心配していましたが、ガイドさんはさらっと「雨雲を見ると、先に西部林道に行ったほうがよさそうなので
そちらから行きましょう!」とのことで、普通に出発。
まずは日本の滝百選にも選ばれている「大川(おおこ)の滝」へ。
雨が降っているのでかなりの水量があり、見ごたえあり。
雨が降っているほうが緑も鮮やかに見える。
・・・やっと雨をポジティブにとらえられるようになったかも。
気づけは雨はポツポツ程度に。
さすがガイドさん、やるなぁ。
虹も見えました!
西部林道に入ると、あちこちにヤクザル、ヤクシカが!
さらに車を降りて、ガイドさんが知っている秘密の森をお散歩です。
森の中で、いれてもらったコーヒーの美味しいこと!
その時、次男のコップにナメクジのようなものが…
もしや、ヒル⁉
思わず写真撮っちゃいました。
タイトルは「今そこにある危機!」(笑)
実際、私の父は気づかないうちにヒルにやられたようで
足首が血だらけになっていました…。
日本一のウミガメの産卵地「永田いなか浜」の
近くでお弁当タイム。
再び雨が激しく降ってくる中、ついに白谷雲水峡の
トレッキングです。
目指すは「苔むす森」別名“もののけ姫の森”。
実はもののけ姫の森、というのは地元の人が
勝手につけていた名前。
ジブリに抗議されて、最近ではその言い方をしないように
しているそうです・・・。
往復約3.6キロのコース。
8歳長男は自力でなんとか頑張ってもらうとして、
3歳次男は、ダメそうだったらエルゴでおんぶすればいいや、
と思っていたのですが、すみません。ナメてました…。
実際はそんなことしたら私が転ぶか歩けなくなるくらいの
なかなか激しい山道。
☝途中ガイドさんに抱っこされ大あくび・・・
ガイドさんがずっと3歳児の手を引いてくれて、時には
肩車したり抱えたり、本当にずっと面倒をみてくれて、
超感謝でした。
途中で見た「七本杉」
濃い緑の世界は、吸い込む空気の匂いもマイナスイオンも格別。
本当に「コダマ」が出てきそうな森。
苦労してたどりついたその景色は忘れられません。
写真ではその素晴らしさは伝えられませんね。
来てよかったなぁ、と心から思ったのでありました。
そうだ、屋久島行こう!【鹿児島→屋久島編】
いよいよ憧れの屋久島へと向かう日。
屋久島行きは午後3時前の便。
午前中、早い時間に行動開始できれば、桜島にフェリーで
渡ってちょっと観光したいなぁ、と思っていました。
しかし、子どもも両親も、ホテルで朝から温泉入るなど、
超のんびりムード。
行動が遅くなってしまった原因のひとつである
ホテルの朝食も、朝どれの鯛茶漬け、揚げたての
さつま揚げなど地の物が充実していて、
想像以上によかったです!
まぁ、きのう噴火したばかりだし、天気もイマイチだし、
何も火山灰多めのところにわざわざ子連れで行くことも
ないか…とゆったりチェックアウト。
すべり台やおもちゃがあるキッズルームもあったので、
そこでしばらく遊ばせました。
子連れ旅行はこういう諦めも肝心ですね・・・。
でも、私には絶対に諦められないことが。
…そう、鹿児島に来たからには「しろくま」を
食べないと!!
家族をきょうこそは!と説得し、空港に向かう都合上、
中にある「むじゃき」でいただきました。
シェア。
…やっぱりノーマルのしろくまの方が美味しいですね。
さらに、鹿児島中央駅の周辺で、お土産を調達。
「薩摩蒸気屋」で名物かすたどんやかるかんなどの
お菓子を、酒屋さんで「三岳」や鹿児島でしか買えない
限定焼酎を自宅に発送完了。
駅前のバスターミナルから、鹿児島空港へとバスで
向かいました。
その途中、私の携帯に1通のメールが。
JALからでした。
むむ、嫌な予感…。
案の定、搭乗予定の便が屋久島空港の視界不良により
「条件付き運航」になるのでご了承ください、との
メールでした。
焦りつつ携帯で調べまくり。
もし、飛んで引き返すことになったら、鹿児島港から出る
その日の最終の船には間に合わないことが判明。
となると、新たに鹿児島市内の宿を確保しなければ
なりません。
え?今夜の屋久島の宿やレンタカーもキャンセル?
あすお願いしているガイドさんとの約束の時間も
守れない…困ったなぁ。
今この段階でできることといえば…翌朝のJAL便を
念のため携帯で予約しておくことくらいのもの。
もう、あとはなるようになれ、だ。
唯一の解決法は、乗る飛行機が予定通り、屋久島空港に
着陸すること!ただただ祈るのみ。
屋久島に向かうのはこちらのプロペラ機。
「お願いパイロットさん!そのスゴ腕でこの機体を必ず
着陸させてくださいね〜!」と、操縦席の窓を見て
本気で願いましたよ…。
フライトはたったの35分。
雲が低く垂れ込めていて、結構揺れました。
ちょうど車輪の横の席だったので、ただひたすら
タイヤよ、地面に着け!着け!と念じて…
無事、着陸した時は、思わず拍手したくなりましたよ。
ありがとう〜!
本当に良かった!!
レンタカーで向かったのは、3連泊するこちらのホテル。
空港から約40分のドライブで到着。
ロビーには屋久杉の巨大オブジェがありました。
そして降り続く雨・・・。
「屋久島は月に35日雨が降る」と言われますが、
今回の旅のハイライト、あしたのトレッキングは
大丈夫かなぁ?