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北朝鮮に行った話〜朝鮮半島と私〜

近くて遠い国、と聞いて、あなたは

どこを思い浮かべますか?

 

韓国のことを指すことが多いのかもしれませんが、

私にとっては北朝鮮がそうでした。

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北朝鮮朝鮮民主主義人民共和国

ヴェールに包まれた、世襲独裁国家

近いのに、心理的にも物理的にも世界で

最も行きにくいところのひとつではないでしょうか。

 

ところが、実は国際情勢が緊迫してないときで、

マスコミ関連企業で働いていなければ

北朝鮮に行くことは意外と簡単です。

 

中外旅行社 朝鮮ツアーの日本総代理店

 

在日朝鮮人の団体、朝鮮総連系であるこちらの

代理店を通して日本人もツアーに参加することができます。

その性質上、20万円以上のものが多く、

近いわりにお安いとはいえない価格ではありますが…。

以前は料金も明示されていた記憶がありますが、

現在は問い合わせないと分からないようですね。

 

個人的な話になりますが、大学時代の専攻は朝鮮半島関係。

熱心な学生ではなかったので、言葉は旅行のときに

困らないくらいしかできませんが、

入社すると希望の報道に。

その中でも国際ニュースを扱う部署に配属されました。

ちょうどIAEAの核査察問題や金日成主席の死去で

朝鮮半島がらみのニュースは多い時期でした。

 

歴史的な南北首脳会談や、日本文化開放の取材など、

韓国には仕事はもちろん、プライベートでも

数え切れないくらい行きましたが、

まさか北朝鮮に行けるチャンスが

自分に巡って来ようとは思っていませんでした。

 

何とか未知の国、北朝鮮に行ってみたい・・・。

その一心でルートを探している中で、

1度目のチャンス到来。

掴んだルートは、ホテルではなく、沿岸に停泊した船に

泊まるものでした。

保守的な上司に「悪いけど、女性には行かせられない」

と言われ、憤慨したのを覚えています。

90年代はそんな時代でした。

悔しい思いをしながら結局ほかの男性同僚に

そのルートと情報を譲り、行ってもらいました。

その同僚は、いまのダンナです(笑)。

 

そして2度目。

詳細は書けませんか、ある団体に紛れ込み、

デジタルビデオカメラ片手に文字通り

「潜入」することに成功したのです。

 

時は小泉政権

21世紀に突入していました。

 

〈つづく〉

 

※どうしよう。ビデオ撮ってたから写真ないんだよなぁ…